Mac での ARM 版 Windows 11 の VM

Apple Silicon Mac で ARM 版 Windows 11 の仮想マシンを動かす

Kyvenza 2.0 は M1 から M5 までの Mac で ARM 版 Windows 11 を起動します。TPM 2.0 と Secure Boot が既定で有効なので、インストーラーはレジストリを書き換えずに Windows 11 のハードウェア要件チェックを通ります。ネットワークとディスプレイのドライバーはアプリに同梱されています。Microsoft 公式の ARM64 イメージとご自身の Windows ライセンスはご用意ください。3D アクセラレーションはありません。お金を払う前に知っておいていただきたいことです。

Mac 上の ARM 版 Windows 11 の VM が実際に役立つ用途

Mac 版がない、あの 1 本の Windows アプリ

業務系のクライアント、ベンダー提供のユーティリティー、会計ソフト、そして Windows 向けにしか作られなかった社内ツール。いずれもデスクトップアプリケーションで、このエンジンがまさに想定している用途です。

クロスプラットフォームのテスト

机の上に 2 台目のマシンを置かずに、サイト、インストーラー、デスクトップ版のビルドが Windows 11 でどう動くかを確認できます。きれいな状態をスナップショットし、テストして、巻き戻してください。

Windows でしか使えないブラウザーやポータルの作業

行政のポータル、銀行のクライアント、Internet Explorer モードや Windows で署名された証明書ストアを必要とする企業向けツールなどです。

メインのシステムから Windows を切り離しておく

信用できない文書を開いたり、ソフトを試したりするための使い捨ての Windows 環境です。macOS から隔離され、終わったら削除できます。

ARM 版 Windows 11 における Kyvenza と Parallels Desktop の比較

Windows 製品としては Parallels のほうが優れており、それを偽るつもりはありません。Microsoft が認定ソリューションとして挙げているのは Parallels で、Kyvenza にないゲスト統合機能も備えています。以下の比較表は、GPU を多用する作業を Parallels に送り、日常的な Windows ツールをこちらに残すためのものです。

項目KyvenzaParallels Desktop
ARM 版 Windows 11 を起動できるかはい、2.0.0 以降はい。Microsoft の認定つき
TPM 2.0 と Secure Boot既定で有効、レジストリの回避策は不要既定で有効
ゲストのドライバー同梱のディスクが VM に装着済みParallels Tools が導入します
3D / GPU アクセラレーションいいえ — デスクトップはソフトウェアで描画されますはい
クリップボード共有はい — テキストと画像、2.1.0 以降はい
macOS との共有フォルダーまだありません — 開発中ですはい
オーディオと USB パススルーいいえはい
解像度の動的変更いいえ — 起動前に選び、最大 2560x1600 まではい
ネットワークWindows ゲストは NAT のみNAT とブリッジ接続
Windows VM のスナップショットはい。VM をシャットダウンした状態ではい。実行中の状態も含みます
macOS と ARM Linux のゲストはい。Apple 純正のフレームワーク上ではい
価格$49 の一回払い、任意で $19 の更新年額サブスクリプション

Kyvenza が今できること

短く、正直に並べます。ダウンロードする前に何が期待できるかが分かります。

現在対応しているもの

  • Apple Silicon Mac(M1、M2、M3、M4、M5)
  • ARM 版 Windows 11(Microsoft のイメージとライセンスはご自身でご用意ください)
  • Ubuntu ARM(LTS リリース)
  • Debian ARM
  • Fedora ARM
  • ホストは macOS 14 Sonoma 以降
  • Apple 純正 Virtualization framework をネイティブに利用

まだ対応していないもの

  • Windows ゲストでの GPU / 3D アクセラレーション
  • Windows ゲストでのオーディオと USB パススルー
  • Windows ゲストでの共有フォルダー — 開発中。クリップボード共有は 2.1.0 以降で利用可能
  • x86 / Intel のゲスト OS
  • ネストされた仮想化
  • GPU パススルー

今はお届けできないことも書き出しておきます。そのうえで計画を立てていただけます。

使い方

01

Microsoft から Windows 11 ARM64 のイメージをダウンロードする

Kyvenza は Windows のダウンロード、同梱、再配布を一切行いません。作成ウィザードから Microsoft 公式の Windows 11 ARM64 ダウンロードページへ直接リンクします。ご自身の有効な Windows ライセンスも必要です — Kyvenza はライセンスの提供、販売、アクティベーションを行いません。

02

VM を作り、イメージを選ぶ

作成ウィザードで Windows を選び、ダウンロードした ISO を指定します。迷う場合は既定値のままで構いません。4 仮想 CPU、4 GB メモリ、64 GB ディスクです。ディスプレイの解像度もここで選びます — その起動中は固定で、動作確認済みの 5 つのモード(最大 2560x1600)から選べます。

03

セットアップ中にゲストのドライバーを入れる

Windows のセットアップは、仮想ネットワークアダプターを認識できないためネットワークの画面で止まります。「Install driver」を選び、VM に最初から装着されている KYVENZA-DRIVERS ディスク全体を指定してください。この 1 手順で、ネットワークとディスプレイの両方のドライバーが入り、追加のダウンロードは要りません。

04

シャットダウンして「Complete Install」をクリックする

Windows のインストールが終わったら VM をシャットダウンし、Kyvenza で「Complete Install」をクリックします。次の起動でディスプレイが virtio アダプターに切り替わり、インストーラーのイメージが取り外されます。そこから先は通常の VM です。起動、停止、一時停止、スナップショット、クローン、バックアップができます。

よくある質問

はい、どの Apple Silicon Mac でも動きます。Windows ゲストは、macOS と Linux のゲストが使う Apple Virtualization framework とは別に、Apple の Hypervisor framework 上で QEMU をベースに構築された 2 つ目のエンジンで動作します。なお Windows への対応は macOS 26 と M4 の組み合わせで検証しています。それより前の macOS でも動く見込みですが、そちらでは確認していません。ご購入の前に、無料トライアルでお手元のマシンで確かめてください。

お金を払う前に ARM 版 Windows 11 を試す

7日間無料トライアルでは Windows の VM も含めてすべての機能が使えます。VM を 1 つ作り、ご自身の Windows イメージを入れて、本当に使いたいアプリケーションを動かしてみてください。3D アクセラレーションや共有フォルダーがないことが決定的な問題なら、購入後ではなくトライアル中にそれが分かります。続けて使う場合は $49 の一回払いです。

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